こんにちは。。
いつも、お悩みの上位に入ってくる
毛穴の開きについてのお話です。
私自身も毛穴には悩んできて
今もとても重点的にケアしている部分ですが
いままで、見落としていた大切なケア方法がありました
そして、そこを意識したことで
かなり毛穴の改善が見られたので
今回は
「本当のスキンケアで
根っこから毛穴を改善させる手段」
というお話をさせて頂きたいと思います
毛穴の開きや凹凸が気になった時、
女子としてはまず、毛穴用の化粧品や美容液や
ピーリング効果のある石鹸や
そういったものに目がいきますよね
が、しかし
それらの化粧品で、毛穴の悩みは
解消できたでしょうか？
私は、化粧品で毛穴のケアをしていて
「ちょっと良くなった気はするけど、
まだまだ気になる…
」
という感想を持っていました。
そして、外側からのスキンケアだけでは
限界があるのかもしれない
と考えました。
というのは、
毛穴の仕組みを見た時に感じたのですが、
毛穴はどうやって閉じているかというと、
筋肉によって閉じたり開いたりするのではなく、
コラーゲンによって左右から支えられているんです。
でも、スチームを当てて温まると毛穴が開いたり、
冷やすと毛穴が閉じたりしますよね。
これは、毛立筋という筋肉が、毛穴の真ん中辺りにあって、
それが温度刺激によって動くからです。
筋肉が動くと、その周囲にあるコラーゲンも一緒に動くので、
毛穴が閉じたり開いたりします。
毛立筋は毛穴の真ん中辺りにある筋肉なのですが、
毛穴の入り口付近を閉じさせているのは
真皮層にあるコラーゲンなんです。
毛穴ケアの化粧品はたくさんありますが、
どれを試しても、なかなか毛穴がなくならないのは
真皮層になるコラーゲンが減ってきて
毛穴を閉じる力が衰えていることが考えられるます。
外からのスキンケアも
とても大事なケア方法ではありますが、
真皮層のコラーゲンの減少が原因であれば
ここを底上げしていかねば、
いくらピーリングをしても、収斂化粧品を使っても
根本的な解決にはならないと思いました。
スキンケアはお肌を触るだけのものではありません。
体内からのスキンケアも一緒にしてあげることで
毛穴問題は巻き返せると
実感しています
外側2割、内側8割のケアで行きましょう♥akn♥
毛穴の種類は、
ニキビ跡による毛穴
乾燥毛穴
角栓などによる毛穴
たるみによる毛穴
などがありますが、
それぞれに共通するケアの仕方をお話させて頂きますね
まず、2割の部分の外側からのスキンケアのお話を
少しさせてください
まず、お肌を滑らかにしたい
キレイにしたいと考えた時に、外からのスキンケアで
大切にして頂きたいのが
角質です。
毛穴が気になった時に
角質は取らねばならないものという
印象を持っていたこともありましたし
ピーリングやW洗顔やスクラブ洗顔をした後は
くすみが取れて、とてもキレイなお肌になった気がします。
が、角質が無くなることは、お肌にとって負担になります。
肌の細胞は、基底細胞という、
表皮の一番奥にある細胞が細胞分裂することで作られます。
健康な肌では、新しく細胞が生まれると、
約28日かけて成長し、最後に垢となって剥がれ落ちます。
これがお肌の生まれ変わる仕組みの
ターンオーバーです。
この基底細胞が細胞分裂を調節する時の判断の１つに、
角質の厚みがあります。
基底細胞の上に乗っている細胞の『重み』を感じて、
角質がたくさんあるかどうかを判断します。
普通、角質は、肌の表面に近づいてくる過程で、
しっかりとくっついていたものが
少しずつ剥がれやすくなっていき、
最も外側にたどり着いた段階で
ゆるやかに自然に剥がれるようになっています。
しかしスクラブ洗顔やピーリングやW洗顔をすると、
まだしっかりとくっついている角質も
がんがん取れてしまいます。
そうなると、基底細胞は上に乗っている細胞が急に軽くなったことで、
肌を守るものがなくなり「危険だ！」という判断をして、
細胞分裂のスピードを急速に速めます。
それと同時に、角質を増やすため、他の細胞に
「早く角質細胞になって！！」
と指令を送り、肌のターンオーバーを速めます。
普段よりも早いペースで成長するので、
肌の細胞は、充分に成長できない
未熟な細胞になってしまいます。
つまり未熟な細胞のままなので、
新しいキレイなお肌を作れない状態が
続くということになります。
スクラブ洗顔やピーリングやW洗顔をすると、
一時的に肌が滑らかになって、少しの間きれいなのですが、
角質を取りすぎることで肌のバリアがなくなり、
肌の内側の水分が常に蒸発し放題になって、
外からのバイ菌や細菌も入り放題で、肌が敏感になり
トラブルが増えて、乾燥肌を招いて、
老化をしやすい状態になる
という負のスパイラルも招いてしまいます。
ピーリングやスクラブ洗顔などが悪いわけではないのですが
使う頻度に注意が必要かと思います。
まずは、角質を守るということを心がけて頂ければと思います
そして、もう一つ外側からのスキンケアで
大事なことは、何といっても紫外線防止です
毛穴が開く大きな原因に
真皮層のコラーゲンの減少があります。
コラーゲンを減らす最強の外的原因といえば
紫外線です。
コラーゲンが減少するのは、
紫外線のUVA波が皮膚の奥の真皮層にある過酸化水素に当たり、
そこで一重項酸素という活性酸素ができることが原因です。
一重項酸素は、コラーゲン等のタンパク質を壊す強力な力を持っています
毛穴の開きが目立つ場所は、鼻の付近です
実はこの部分は、顔の中では特に紫外線の影響を受けやすい場所なのです。
なぜなら、直接当たる紫外線だけでなく、
鼻に当たった紫外線が反射したものも当たってしまうため、
他の部分よりも多くの紫外線が当たってしまうんです
さらに、この部分は皮脂の分泌も盛んで、
日焼け止めが取れやすいということもあります
鼻の近くは特に紫外線の影響を受けやすく、
コラーゲンが減少しやすい場所なんです。
頬骨の上あたりからこの部分は日焼け止めを2重に塗って、しっかりガードしましょう。
後程、体の中からのUV対策もお話しますね
そしてそして、毛穴ケアのキモ
真皮層のコラーゲンを増やすための
8割のケア、内側からのスキンケアのお話をさせて頂きます
体内から真皮層のコラーゲンを増やすために
意識したいことは、まずコラーゲンを作る細胞を増やすことです
コラーゲンを作っているのは繊維芽細胞という細胞です。
繊維芽細胞はコラーゲンを作り出す
唯一の組織と言われています。
この細胞は、移動する力を持っているため、
コラーゲンの隙間をゆっくりと移動します。
ですが、
繊維芽細胞はコラーゲンが
少ないところに移動することはできないので
コラーゲンが少ない状態の
しわやたるみの多い状態ですと
なかなか増えることはできないと言われています
そ、そんなぁ…
と思ってしまいますが、
打つ手があります
それは繊維芽細胞の細胞分裂に必要な材料を
毎日きちんと摂ることで、
繊維芽細胞が増えることができるので
少しずつですが
コラーゲンの量を増やしていけます
少し時間はかかりますが、内側からコラーゲンを増やして
毛穴を底上げしていける根本的な解決法かと思います。
繊維芽細胞を増やすことが出来る栄養素は
亜鉛とα-リノレン酸です。
しかも、亜鉛とα-リノレン酸は
お肌の水分をがっちり蓄える役割の天然保湿因子
セラミドちゃんを増やすことにも一役買ってくれるという
素適な働きもあります
亜鉛は細胞がタンパク質を作る一番初めに使われます。
新しく生まれた肌の細胞は、どんどん成長して変化しますが
亜鉛が不足すると肌の細胞が変化する時に
必要なタンパク質を作るスピードが遅くなって、
成長が遅れたり不完全になる場合があります。
細胞を充分に育てるために、亜鉛は重要です。
サプリメントを活用されても良いかと思います
その場合、体内への吸収が良いとされている
「グルコン酸亜鉛」というものを選んで頂くのが
おすすめです。
サプリメントをお使いになる場合は
摂りすぎはよくありませんで、
容量を守って摂って下さいね。
そしてαリノレン酸は
細胞と女性ホルモンの大事な原料になるものです。
α-リノレン酸は、酸化した細胞膜を新しくして、
柔らかさを与えてくれる油です。
細胞膜が柔らかくなれば、
コラーゲンの部品をどんどん外に出せるようになってくるので、
お肌がプリプリになってきます
αリノレン酸が含まれるのは、
青魚（鮭・サバ・イワシ・さんま）
海藻・シソ油・えごま油・亜麻仁油
などです。
私はシソ油や亜麻仁油を良く使ってます。
αリノレン酸はアンチエイジングにはとても大事な
な必須脂肪酸です
そして、コラーゲン繊維を分断して
真皮層のコラーゲンを減らす原因の紫外線の害
どうにかならないかと思ったいましたが
日焼け止めの他にもガードできる手がありました。
それは
セレンという栄養素を摂ることです。
セレンは紫外線によって発生した活性酸素を
やっつけるために外せないミネラルです。
プラス、ビタミンA、ビタミンＣビタミンＥ、が組み合わさると
活性酸素をやっつけてくれます
セレンが含まれる食品は
わかさぎ・かつお・まぐろ・ホタテ貝・かれい
まいわし・牡蠣・からし・ヒマワリの種・小麦粉
などです。
こちらもサプリメントを活用されても良いかと思います
お肌を作るのは細胞です。
細胞は食べたものでしか作られません。
スキンケアは肌に触れるだけのものではなく
内側からを意識してあげることで
しっかりと底上げできると思います。
内と外からのスキンケアで滑らかなお肌を手に入れましょう
また恐ろしく長くなってしまいました
最後までお付き合い頂きまして
ありがとうございました☆
yasuko❤
